任意整理の相談の様子

司法書士による任意整理相談の様子

まず最初に、受け付け用紙に、氏名・住所・連絡先・家族構成や職業などを記入していただきます。
ご記入いただいた後に、お借り入れの状況をお伺いしていきます。

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返済計画表イメージ

任意整理の相談の様子 01

現在の債務と家計の状態の確認

司法書士

「では、現在のお借り入れの状況について、どこからいくらぐらい借り入れがあるというように教えていただけますか?」

ご相談者様

「はい。A社から約50万、P社から約50万円、L社から約50万円、S社から約50万円です。」

司法書士

「わかりました。では、全部で4社で、合計は…大体200万円ぐらいですね。各社との取引の期間を教えていただきたいのですが、各社いつぐらいから取引を開始されましたか?」

ご相談者様

「A社は古くて、約6年前から取引があります。P社とL社は約3年ぐらい、S社はまだ借り始めて1年ぐらいです。」

司法書士

「わかりました。なぜこのようなことを確認するのかといいますと、取引開始の時期によっては、利息制限法の上限の金利よりも高い金利で貸し付けている可能性があるためです。上限を超える金利で長期にわたって取引を継続している場合、過払い金が発生することがあります。任意整理という手続きを行えば、その手続きの中で過払い金を回収していくことになります。また、過払い金が発生していない場合であっても、利息制限法の上限利率に基づいて計算すれば、かなり借入金額の減額が見込めます。」

ご相談者様

「なるほど。では、A社については任意整理の手続きをして、A社以外の、P社・L社・S社はそれほど取引期間が長くないので、手続きをしても意味がないのでしょうか?」

司法書士

「意味がないことはありません。
たしかに、P社・L社・S社については、取引の開始が平成22年の貸金業法等の法律の改正よりも最近ですから、利息が法律の上限を超えていることはほぼないため、過払い金は発生していない場合が多いです。しかし、任意整理の手続きにおいては、利息制限法による再計算だけでなく、今後発生する「将来利息」のカットも同時に求めていきます。また、毎月の支払額を今よりも減少させるというメリットもあります。」

ご相談者様

「わかりました。では、4社すべてについて任意整理という手続きをしたほうがいいということですね?」

司法書士

「はい、そうです。任意整理の手続きについてもう少し整理してご説明しますが、任意整理というのは、裁判所は通さず、任意で債権者と支払い方法等についての話し合いを司法書士が代行し、和解するという手続きです。その手続きの中で、法定の上限を超える利率の契約があれば、利息制限法による計算を行います。また、将来の利息の免除を交渉します。そして毎月の支払額を、無理なく支払える金額に下げてもらうという手続きです。」

ご相談者様

「わかりました。では、その方法でお願いします。」

司法書士

「ただ、将来に渡ってきちんと返済ができる状態でなければ、この手続きはできませんので、家計についても確認させてください。まず、毎月の収入はどのぐらいですか?」

ご相談者様

「税金等色々と天引きされて、手取りで20万円ぐらいだと思います。」

司法書士

「わかりました。では、次に支出についてお聞きします。毎月の家賃と毎月の食費、光熱水費、電話代はいくらぐらいですか?」

ご相談者様

「家賃は5万円です。食費が毎月5万円ぐらい、光熱水費、電話代は2万円ぐらいです。」

司法書士

「車は乗られますか?」

ご相談者様

「はい。」

司法書士

「では、ガソリン代や駐車場代がかかりますね。どのくらいですか?」

ご相談者様

「駐車場が月に1万円、ガソリン代も月に1万円ぐらいはかかります。」

司法書士

「生命保険は入っておられますか?」

ご相談者様

「いいえ。保険には入っていません。」

司法書士

「ほかに何か毎月の出費で大きいものはありますか?」

ご相談者様

「いいえ。携帯電話は持っていませんし、お酒やタバコもやりません。」

司法書士

「なるほど。それでは、毎月の出費はだいたい14万円ぐらいですか。毎月返済に充てられるお金は、どのくらいありますか?」

ご相談者様

「私も、家で家計簿をつけて計算してみたのですが、だいたい5万円ぐらいなら返済していけると思います。」

司法書士

「わかりました。では、さきほど申し上げた任意整理という方法がとれそうです。」

チェックポイント

収入と支出、お借り入れの状況を検討した結果、任意整理の手続きがもっとも適しているということがわかりました。次に、任意整理の手続きの詳細やデメリットなどについての具体的な説明に入っていきます。

 

事務所相談スペース

任意整理の相談の様子 02

任意整理手続き費用の説明

司法書士

「では、任意整理手続きの費用についてご説明します。任意整理の費用については、消費税込みで、債権者1社につき20,000円(税別)です。~さんの場合には、4社ありますので、80,000円(税別)が基本料金となります。そして、過払金を回収した場合には、回収額の20%と消費税が成功報酬となります。今回のケースでは、過払い金が戻ってくる可能性は低いですが。」

ご相談者様

「わかりました。費用は、どのような方法で支払えばよいですか?」

司法書士

「はい。通常、みなさん分割でお払いいただいています。毎月無理のない金額の分割でお支払いいただければ結構です」

ご相談者様

「では、毎月20,000 円ぐらいずつの分割でお願いできますか?」

司法書士

「わかりました。では、毎月20,000円(と消費税)の4回払いでお願いします。こちらの口座が報酬の振り込み口座になります。メモをお渡ししておきます。支払いは今月末から可能ですか?」

ご相談者様

「はい。今月の25 日が給料日ですので、そこから月末までにお支払いさせていただきます。」

チェックポイント

費用については、債権者に対する和解後の返済開始前にお支払いを終えていただきます。費用のお支払いと債権者への支払いが重ならないように、和解のタイミングをずらします。
 → 任意整理の費用について詳しくはこちら

 

任意整理の相談の様子 03

任意整理手続きのデメリットの説明

司法書士

「では、任意整理の手続きのデメリットについてご説明します。この手続きをとると、信用情報機関に債務整理の手続きを行ったという情報が登録されます。よく、ブラックリストに載るというような言い方がされますが、その状態になります。任意整理から5年は情報が登録されていますので、その間は新規にカードを作ったり、ローンを組んだりすることができなくなります。これが任意整理手続きのデメリットになります。」

ご相談者様

「もうお金を借りるつもりはありませんので。ブラックになっても問題ありません。」
  → ブラックリスト(信用情報機関への登録)について詳しくはこちら

 

任意整理の相談の様子 04

詳しい任意整理手続きの説明

司法書士

「任意整理の手続きは、先程申しましたように、利息制限法による計算をして、減った金額について今後の利息は全部カットしてもらって分割払いするという手続きです。分割払いの期間は通常、3~5年の均等払いとなります。ただし通常、支払い期限を2回怠ったら、和解は無効になって残額を一括で支払うという約束をしますので、支払いが遅れないように気を付ける必要があります。」

ご相談者様

「わかりました。気をつけます。」

司法書士

「~さんの場合は、毎月約35,000円を約3年で支払ってもらうというような内容になる可能性が高いと思いますが、大丈夫でしょうか?」

ご相談者様

「大丈夫です。仕事もまだまだ続ける予定ですので。」

司法書士

「では、この内容での和解を目指して、各社と交渉を進めますね。」

ご相談者様

「よろしくお願いします。」

司法書士

「次に、手続きの具体的な進め方についてご説明します。まず、受任通知という、司法書士が介入した旨の通知を各社に発送します。そして、取引の開始から現在までのすべての貸し借りの履歴を、各社から取り寄せます。そして、取引履歴が開示されたら、利息制限法による引き直し計算を行います。ここまでで、2~3ヶ月かかる場合が多いです。
引き直し計算の結果、減った残高をもとに、将来の利息はカットで均等返済するという案を各社に通知します。通知した内容に承諾があったら、和解の契約を締結して、契約書を作成します。この契約書を~さんにお渡ししますので、実際のお支払いは~さんご自身にやっていただきます。」

ご相談者様

「支払い方法はどうなりますか?お店のATMで支払ったらいいんでしょうか?」

司法書士

「いいえ。お支払いは、各社指定の銀行口座に振り込みでしていただくことになります。和解契約書に振り込み口座が記載されています。」

ご相談者様

「銀行振り込みですか。わかりました。」

 

任意整理の相談の様子 05

これからの手続きの流れの説明

司法書士

「それでは、まずは取引の明細が届いて、計算が完了した時点で計算の結果をお知らせします。そして、債権者に対するお支払い開始は約5か月ほど先となると思いますので、またその頃にお電話します。」

ご相談者様

「わかりました。よろしくお願いします。」

司法書士

「では、これでご説明は以上になりますが、他に何かわからないことはありますか?」

ご相談者様

「大丈夫だと思います。」

司法書士

「では、またご連絡しますので、よろしくお願いします。」

チェックポイント

これで、任意整理手続きの説明が終了しました。若干省略している部分もありますが、だいたいこのような感じで説明が進みます。

 

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