株式会社ギルドとは
株式会社ギルドは、過去に何度か商号を変更している会社で、以前はハッピークレジットという会社名でしたが、トライト、ヴァラモス、ギルドという順に変わっていきました。
突然自宅に訪問して、少額の返済を求めることがあるため、注意が必要です。
株式会社ギルドは、過去に何度か商号を変更している会社で、以前はハッピークレジットという会社名でしたが、トライト、ヴァラモス、ギルドという順に変わっていきました。
突然自宅に訪問して、少額の返済を求めることがあるため、注意が必要です。
相手先会社名 |
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株式会社ギルド |
送られてきた文書のタイトル |
(1)「訪問通知書」(2)「最後通告書」 |
送られてきた文書に書かれていた住所 |
栃木県宇都宮市下戸祭2-3-25 |
時効援用の結果 |
債務名義等なく、時効の処理がされて解決 |
当事務所にご依頼のあった事例では、株式会社ギルドからの督促は、「訪問通知書」と題する封書または「最後通告書」と題するハガキでされていました。「訪問通知書」の中には、「度重なる請求・通知にもかかわらず、貴殿から未だ契約どおりのお支払いを頂いてらず、本日集金に伺いました。」と書かれていました。また、「最後通告書」の中には、「貴殿にも相当なご事情があるものと察しますが、このままの状況が続きますと、法的手続等の検討をせざる得ません」と書かれていました。
しかし、ご本人の記憶では、いつからかは覚えていないけれども、かなり長期間返済ができていないというお話しでしたので、送られてきた「訪問通知書」と「最後通告書」を確認したところ、いずれについても、「約定返済日」という項目があり、そこには約17年前の日が書かれていました。
借金は、弁済期から5年間が経過すると、消滅時効が成立している可能性があります(時効期間か5年ではなく10年となる場合についてはこちら)。
ただし、時効期間が経過するまでに訴訟や支払い督促などの手続が行われていれば、時効は更新(中断)され、いったん時効期間がリセットされますので、弁済期から5年以上経過していてもまだ時効が成立していないことはありえるのですが、ご本人の記憶では、訴状や支払督促などが裁判所から届いたことはないというお話でしたので、時効が成立している可能性が高いと判断し、株式会社ギルドに対して消滅時効の援用通知を発送しました。
そして、約1ヶ月後に、当方から株式会社ギルドに対して確認の連絡を入れたところ、「時効更新(中断)事由はなく、消滅時効による処理をした」との回答であったため、無事解決となりました。
なおギルドは、自宅に訪問することのある会社ですが、消滅時効期間経過後に自宅訪問を受けて、少額の返済をしてしまった場合にも、時効援用が認められた判例があります。
当事務所では、代理人として、数多くの時効援用の実績があります。下記の会社は、時効援用の実績の特に多い会社です。
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